【公務員】国家公務員になった君たちへ~生活編~
かしわもち77です。
今日は現役国家公務員一般職の私が、新規採用者の皆様へのアドバイスをまとめてみました。
生活関係
住民票の移動
転勤族に宿命、住民票の移動を行う必要があります。
これは絶対に4/1以降に実施してください!
なぜかというと、国家公務員は赴任旅費というものが支給されます。
簡単にいうと引っ越し代+その他手当のことじゃ
kashiwa-mochi77.hatenablog.com
これは赴任の事実が発生(住民票の移動)があることにより支給されます。
よって、3/31以前に住民票を移動させると
前年度に赴任した→前年度の予算で支給する
することになります。
そうすると予算はありませんので支払いができなくなります。
また、4/1の辞令をもって公務員になりますので、3/31以前に公務員ではない人間の赴任に支給するというふさわしくない状態にもなります。
なので絶対4/1以降に住民票を移しましょう!(引っ越しは別に問題ないです)
官舎の入居について
その1
官舎には、財務省が管理し国家公務員であればだれでも入居できる財務官舎(合同宿舎)と各省庁がもち、その省庁で勤務する職員しか入居できない省庁別官舎があります。
例)国交省の管理する省庁別官舎に観光庁の職員が入居→可能(国交省の外局のため)
現状、省庁別官舎は削減中のため多くの新規採用者は財務官舎に入居することになります。
財務官舎は民間と比べ比較的安いです。(地方都市単身者用で8千円~3万円ぐらい)
ただその代わり築年数の経った古い官舎が多くあります。
私が過去に入居した官舎だと、地域手当10%支給地方都市で駅のすぐ近くの財務官舎(築40年以上?)で部屋が全3室で家賃9,000円でした。
今の住んでいる財務官舎は築10年以内で新しくきれいですが1Kで共益費込みで2万円します...
これだけを聞くと比較的安く住めるのでラッキーかと思いますが本当に怖いのは退去時です。
原状復旧をしなくてはなりませんが法外な値段を請求されます!
なかには30万近く請求された例を先輩から教えてもらいました。
そのような状態を避けるために必要なことは...
1.入居時のチェックシートで些細なことも記入する
2.写真を撮って保管しておく
ことが重要になります。
また、普通は管理人と部屋の状態チェックを入居時にしますがしない管理人もいます!
なので、遠慮せずに言いましょう。
その2
財務官舎の入居時に隣の住人への挨拶については不要です。
そもそも隣と関わり合いほぼありませんし、されたこともないです。
省庁別官舎だと隣が上司や先輩だったりします。
そういった際はした方がいいですが、基本は総務の宿舎担当者と一緒にあいさつ回りすると思います。(もちろん、挨拶時にお土産なんかは不要です。)
最後に
今回は身近な生活編として住民票と官舎についてまとめました。
良い公務員生活が送れるように先輩として応援しています!