国家公務員の移転料見直しについて【組合員として知りました!】
かしわもち77です。
今日は国家公務員の悲願である移転料増額が決定したことについての記事です。
あの守銭奴の財〇省がこんな優しさを見せるなんて何か裏がありそう...
移転料について
移転料とは?
端的に言うと引っ越し代です(終了)
国家公務員は基本的には3年スパンで転勤があります。
キャリア官僚と呼ばれる総合職(旧Ⅰ種)は全国転勤、我々ノンキャリアと呼ばれる一般職は管轄区転勤になります。
とはいっても、ノンキャリアでも全国転勤があります。
そうした中で引っ越しを行う必要がありますので、その引っ越し費用として移転料が支給されます。
支給額
級によって支給額が変わります。
また、扶養親族も引っ越し先についてくる場合は上段、扶養家族が引っ越し先についてこない場合は下段になります。
今回の見直しで定額の3倍まで実際にかかった額が支給されることになります。
50km未満単身者で10万円かかったら支給額は10万円ってことです。(最大額の139,500円もらえるわけじゃないですよ)
こちらのリンク先に国家公務員等の旅費に関する法律があり確認することができます。
移転料見直しについてはまだ公表されていないのに言っちゃっていいの?
業務上知り得たということならまずいかも?
あくまでも私は、組合を通して知りましたので業務外ということでセーフです!
そもそも当局側が組合に流す時点で守秘義務破ってると思いますよ...
過去の支給額
私も転勤を一度経験しています。
その際に貰った額は66,000円です。
上記の表でいうと鉄道で100km以上300km未満ってことですね。
ちなみに単身者・4月引っ越しで、3社に見積もりをとりました。
1社目ア〇さんマーク:管轄外です。(対応エリア全国なのに...)
2・3社目アー〇・サ〇イ:見積り35万円
あきらか足りていません!
ほどほどの都会から地方の田舎(県庁所在地中心部付近)でしたので仕方がないとは言え、ア〇さんの対応は最悪でした。
実際、移転料に加え着後手当(新居住地に到着後の諸雑費(
それでも足りていませんね...
こういう状況で、手当てを貰っても、一年間のうち手取りの2か月ただ働きするということになりました。
なので自分たちで引っ越しを行いなんとか移転料には収めることができました。
ただ、問題点が...
3倍まで支給されるといいますが、私の例で実際に業者を使ったら35万円です。
見直し後の移転料3倍で198,000円...
オーバーしちゃいます。
3倍以上は財務大臣と協議することになります(笑)
費用面以外には時間面でも問題があります。
転勤がわかるのが4/1辞令だと本人や上司など限られた人にのみ通知される内々示が2月中旬、全職員に公開される内示が転勤2週間前です。
2月中旬にわかっても引っ越し先の官舎の部屋、場所の確定は3月上旬、下手をすると中旬までかかります。
そんな状況で引っ越し業者に見積もりを取ろうとしても門前払い、高額な費用を吹っ掛けられます...
まとめ
今回の見直しで少し労働環境が改善されました。
しかし、まだまだ課題は多いと思います。
業務の都合上転勤させるのであれば、国が業者を確保、最も多い4月異動を少なくするなどの対策をすればいいと思うんですが...